「原子」とは、それ以上は分解できない、ごく小さな単位のもの。
その原子の中心、つまり私たちの体でいえば、おへそにあたるのが「原子核」です。
中性子がウラン235の原子核に当たります。
中性子を取り込んで、ウラン235が核分裂します。
ウランが分裂した時に中性子が出ます。この中性子はまた別のウラン235に当たります。
分裂する時に熱が出ます。原子力発電所では、この熱を利用して発電しています。
この原子核が2つに割れて別の原子に変わるとき(「核分裂」と言います)、とてもたくさんのエネルギーが発生します。これが「原子力」です。私たちの生活に必要な電気をつくる「原子力発電」などに利用されています。
原子力発電の燃料には「ウラン235」という原子が使われていますが、このウラン235は、自然界には少ししかありません。
そこで日本では、ウラン235を何度もリサイクルしたり、原子力発電所で新しく生まれる「プルトニウム」という原子もいっしょに利用したりして、資源を大切に使おうとしています。これが「原子燃料サイクル」という考え方です。
原子燃料サイクルを実現するためには、多くの人の力が必要です。原子力発電所では日夜、安全運転を心がけています。発電所の設備や燃料を造る工場でも、たくさんの人が働いています。
また、原子力を発電以外に利用する方法はないだろうかと、一生懸命考えている研究所もあります。
こうしたいろいろな施設は、私たちの住む関西地域にも、たくさんあります。原子力は私たちの、とても身近にあるのです。
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