アメリカ

〜世界第一の原子力大国に原子力リバイバルはあるか〜

 
●103基、101GWe運転中

●総発電量にしめるシェアは18.7%(2000年)

●当初は、自由化で早期閉鎖の懸念
 - 103基のうち、76基が自由化市場
 - ストランディッド・コスト問題が顕在化
 - 既存プラントの経済性が不安視され、格付けも悪化

 

しかし、ふたを開けてみれば原子力はもっとも安価で安定した電源として高い評価を受けている



〜原子力の強さの秘密〜
 
●設備利用率の向上:56%(1980)→89.1% (2000)
●定検期間の短縮 :100日(1990)→41.5日 (1999)
●定格出力の増強 :これまでに約200万kWの出力UP
 
発電コスト低減

●ストランディッド・コストの回収が多くの州で認められ損切りに成功
●合併、売却による経営の集約化
 
経営体力の増強

●40年を越えての運転ライセンス延長
●NRC規制の合理化
●ブッシュ新エネルギー政策による原子力に対する極めて肯定的な位置づけ
 
経営リスクの低減
 
エネルギー供給力向上のため、原子力への期待が高まっている
 

※)回収不能費用のこと。電力規制の変更・自由化を行った際に、それまでの投資による発電設備や電力購入契約が新しい市場価格と合わなくなり、それにかかわる投資や費用が回収不能になった場合の、市場価格との乖離部分を指す